もはやジーコは関係ないですね。
選手のヤル気ですよ。フィジカル面が弱いのも露呈してしまったけど何より気持ちが伝わりません。
昨日の横浜国際での日本代表。

8時開始ということなので比較的楽に会場に行けました。
でも終わるのが10時でしょ?駅まで歩いてそれから帰宅じゃ午前様も多かったことでしょう。
しかも足取りも重いしね。いやむしろ軽かったかな「あんな完敗じゃ」

クローゼの最後のゴールなんてみんな失笑ですよ。
「すごい」よりもなによりも笑うしかないっしょ?

日頃から思っていますが高いレベルでの試合は監督の戦術よりも選手の能力のほうが重視すべきだと思うのです。
J2だったら同じ相手が年間4回も対戦があるからこうなると相手チームの戦術を研究する余地もあるし監督の戦術が左右してくると思う。
弱い戦力でも充分に勝てる要素が高い。
しかしトップチームや代表の用に数試合しか対戦しない相手はもうグラウンドにいる選手のモチベーション次第のような気がする。
それをつくづく感じました、昨晩の試合。

4バックにしたがアレックスは思うように機能しない。
それではと加地が右から上がってチャンスは作るがフィニッシュまで至らない。

ジュビロの試合でもつくづく思うけど「ボールを下げてばっかり」「スペースに球を出せない。走る選手がいない」「人が動いていない。パスは立ち止まっている人にただ渡すだけ」。同じような形容が昨晩も続いた。
先発がジュビロ系というのは偶然であろうが、しかし見ていて「つまらん試合だ」。

確かにドイツの力はすごいと思った。
カーンは見せ所がなかなかなかったが、しっかりとしたキャッチは印象的だった。あのアレックスのシュートをなんなくキャッチ。
たまではあったがゴールキックにも無駄がない。慌てていない以上にドイツは球に対して「つねに正確」でなのである。
2点目のバロックのシュートもあのキックよりも蹴る寸前にDFを振り切ってコースをつくったドリブルがまず正確なのである。
この”正確さ”の確率が高くならないと「全ては偶然」で済んでしまって安定した試合はできないということだろう。

日本も数十年前に比べたらトラップもパスも上達はしている。
しかし狭い間隔での速いパスには対応ができていない。
一方ドイツは個人技もしっかりとしているのでキープ率が全然違う。
その間に他の選手はスペースを広げて球を受けやすいようにしている...。当然チャンスも広がる。

なかなかアジアの予選は勝ち抜いても世界にはまだまだ通用は厳しいと思わせる試合でした。日本代表にはまず戦術より正確なパスが出せる技術が欲しいところです。

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