シーズン前にも話題になると思う「パのプレイオフ」。

最近スポーツ紙のコラムにもチョロチョロ出てくるようになった。確かに多くのファンにはまだ認知されていないし森氏のように「あまりよろしくない」意見がほとんどだ。

しかし私はあえてこのプレイオフに賛成したい。

この数年のパのチーム成績を見ても3強3弱。3弱はなかなか優勝争いには厳しかった・・・しかしその3弱は今年のストーブリーグでは話題沸騰!ロッテはバレンタイン復帰と56本塁打の李スンヨプ。オリックスは西武から来た伊原監督とFA村松。日本ハムは・・・いまさら説明はいらないな(笑)。

先日も小宮山も「3位でいいんだ」と語っていたがこの3チームの選手の意識は明らかに変わってきたと思う。それは期待できる戦力だけでなく「期待できるシリーズ進出の可能性」だからだ。

3位のチームがシリーズに出れるかも知れないというのは不公平という見方も確かにできる。しかしシーズン終了間際までやる気マンマンの選手のプレイを見れる喜びはないだろうか?

いや、絶対にある。これまで3弱は1位にはほとんど可能性がなくなると「個人成績」しか興味がなくなったが今年は違う。常に最低4位に付けていれば可能性があるのだ。

私は単に不公平というだけでなくチャレンジしようとしているこの制度は見守ってあげたい。
3位のチームが日本シリーズに出たっていいじゃないか。もしそうなったら来年は1位のチームはなにがなんでも3位チームには負けない気持ちも生まれてくる。

ただひとつ苦言は140試合から5試合減らしたこと。セとパの力を比べるためにもシーズン数は同じにしていただきたい。成績数字マニアの意見かもしれないが。これは森氏と同じ意見である。

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