私はタイガースが嫌いだ。
厳密にいうと「星野タイガース」が嫌いだ。
今年は快進撃と言いきれる代名詞。
でもねぇ・・・よそから4番を抜いて戦ったところであまり「すげーなぁ」という感動はないのよね。

阪神のライバルは讀賣巨人軍。こりゃ誰でも知っている。
それぞれのファンはお互い相手をけなすのも知っている。
「阪神電車ボロ電車」「讀賣新聞ボロ新聞」。
試合前のこんなエールの交換も知っている。
特にアンチGとしては阪神が讀賣の過剰な戦力補強に罵倒を浴びせていたのも知っている。

が!今年の阪神は「アンチT」という言葉が囁かれるような存在になってしまった。つまり同じリーグのチームから4番を引っこ抜くという讀賣と同じコトをやってしまったのだ。

メジャーを見ると当たり前のように感じるが日本はチーム数も少ないし「生涯1球団」という美徳もまだある。ここまでは誰もが知っていることだが本当はこの”引っこ抜き”は予想以上に出ていかれるチームは痛い。

つまり引っこ抜くチームはその選手が活躍しないで+1にならないとしてもいいのだ。つまり引っこ抜いたことで相手は−1になるんだからその時点で”戦力ダウン”にできるということ。残念ながらこれはあまり知られていない。

先日阪神がケガ人続出でついに広澤が4番に。相手の讀賣はペタジーニ。
この二人って元ヤクルトの4番だぞ。これを見て何も思わないのか?日本プロ野球ファンよ。
伝統の一戦と呼ばれるこの2チームが4番さえ育てられないのは哀しい。

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